日経WOMAN 7月号に掲載されました

【大学費用は40年前の約4倍上昇】 今後も教育費の値上がりは避けられない

こんにちは!
元証券ウーマンのさぶ(@sabu_1985)です。

漠然と教育費1000万円×2人分を目指している我が家ですが
子どもにかかるお金について考えてみたいと思います。

今回は大学費用の上昇の推移に焦点を当てます。

国立大学の学費の推移

教育費 勉強 大学 学費

1975年から現在まで
大学の初年度にかかる金額を調べてみました。

なお、現在は2005年の学費から
授業料も入学金も1円も変わっていません

年度授業料(円)入学料(円)合計
1975年36,00050,00086,000
1985年252,000120,000372,000
1990年339,600206,000545,600
1995年447,600260,000707,600
2000年478,800277,000755,800
2005年535,800282,000817,800

 

40年前の学費と比較

  • 初年度の学費が9.5倍

これを世代で比較してみます。

父親世代(60歳)

1975年入学
初年度学費は86,000円

自分(30歳)

2005年入学
初年度学費は817800円

親と子で10倍の開きが…

今は物価の関係か、
国立の学費は値上がりしていませんが
おそらく今の0歳の子が18歳になる18年間で
大学進学費用はさらに上昇すると考えられます。

私立大学の学費の推移(平均値)

教育費 勉強 大学 学費

次は私立の場合をみてみます。
こちらは文部科学省のデータより
私立大学全体(文系・理系問わず)の平均値の推移です。

年度授業料(円)入学料(円)合計
1975年182,67795,584278,261
1985年475,325235,769711,094
1990年615,486266,603882,089
1995年728,365282,5741,010,939
2000年789,659290,6911,080,350
2005年830,583280,0331,110,616
2010年858,265268,9241,127,189
2015年868,447256,0691,124,516

 

40年前の学費と比較

  • 初年度の学費が4.0倍

父親世代(60歳)

1975年入学
初年度学費は278,261円

自分(30歳)

2005年入学
初年度学費は1,110,616円

親と子で約4倍の開きがあります。

この40年で給料はどう上がっているのか

教育費 勉強 大学

教育費と同じくらい収入も上がっていれば、
特に問題はないのかもしれません。

年度給与収入
1975年203万円
1980年295万円
1985年352万円
1990年425万円
1995年457万円
2000年461万円
2005年437万円
2010年412万円
2015年420万円

国税庁、「民間給与実態統計調査」より

40年前の給与と比較

  • 給与は約2倍

 

さぶ夫

あれ、私立大学の費用は4倍だったのに…給与は2倍…?

つまりお金の価値が2倍に増えたのに対して
大学進学費用は4倍です。

つまり大学の進学費用を
現在の価値に当てはめて考えても
この40年で価値が2倍に増えています💦

次は私たち世代も馴染みのある
1995年と2015年の20年で比較してみよう。

さぶ

年度国立 初年度私立 初年度平均給与
1995年707,6001,010,939457万円
2015年817,8001,124,516420万円

さぶ夫

がーん!

この直近20年で
大学は国立・私立の学費は10万円の値上がり

平均給与所得は37万円の値下がり…!

何とも言えない気持ちになりますね…。

教育費のインフレ率の高さを感じます。

インフレとは?インフレとは「インフレーション」の略
日用品やサービスの値段 =『物価』が
上がり続けている状態のことを指します。

インフレには、
良いインフレと悪いインフレがあります。

例えば5%のインフレが起これば、
今まで20万円の生活費が21万円になります。

これで収入が10%増えて
30万円から33万円に上がっていたら
インフレは全く問題ありません。

しかし、収入が物価よりも上がらなければ
生活は苦しくなるだけです。

一般的に、緩やかなインフレが
経済にとって良い状態だといわれていますが
それは収入がモノの値段以上に上がることが大前提なのです。

教育費だけで焦点をあてると
教育費⇒増
収入⇒減
で、悪いインフレが起きています。

今後も教育費高騰は避けられない

教育費 勉強 大学

国立大学の費用が2005年から2018年の
この13年間据置かれています。

「失われた20年」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

日本経済が1991年3月から
約20年以上低迷した期間を指す言葉です。

一時好調な時も見せましたが
実質的な経済成長率が低く、低成長でした。
(現在も経済成長率は1%なので低空飛行ではあります)

2006年には
アメリカでサブプライムローンの崩壊があり
日本も含めた世界経済が傾き始め

2008年には
これまたアメリカでリーマンショックが起き
世界全体が大きなショックを受けました。

この時の春に私は証券マンとして入社。
夏頃には日経平均は7000円台をつけ
日本の株式市場も経済も本格的な暗い時代に突入しました。

さて、今はどうでしょう?

2020年には東京オリンピックも決まり、
株価は2万円超え、
なんだか日本経済も温まってきています。

日本政府はインフレ目標を2%に掲げているので
モノやサービスの値段は上がることは間違いないでしょう。

インフレの兆し感じていますか?

例えば、いつも飲んでいる缶コーヒーが
『お手軽価格!』『バリュープライス』
というキャッチコピーがついているものの
内容量が少なくなっていることに気がつきましたか?

いつも使っているマヨネーズ
いつも食べているポテトチップス
あれ?値段は変わらないのに容量が減っている…
なんてことも起きています。

容量を減らしてモノの価値が上がっているんです。

教育資金の資産運用の必要性

教育費 勉強 大学

これはとても難しい問題です。

運用するとパフォーマンスがとても良い時と
悪い時が波のように交互に出てくるのが一般です。

※毎日右肩あがりだよ、という商品を見かけたら怪しいと思ってください

教育資金は使うタイミングが大体決まっています。

使いたいタイミング=悪いパフォーマンス期間
であると損してしまう可能性があるのです。

使いたいタイミングの前に
良いパフォーマンスの時に決済してしまえば
何ら問題ないのですが…。

人間欲深い生き物なので
「まだ、上がる!」と
うまく決済できない方が大半です。

ただ、はっきりと言えるのは
『教育費が値上がりしているので
 しっかり教育資金を貯めていこう』
ということ。

時間を味方につければ、
毎月のコツコツ貯金で、
大きな金額を貯めることができます。

運用はリスクがつきものなので、
商品についてはよく考えてください。
使う時期を見据えながら運用する必要があります。

進学がオール国公立になりそう!
父親が転職して収入が上がった!
母親がパートから正社員になり世帯収入が上がった!

ということが起きて年収が上がったり
お金を使わなければ、
教育資金用に運用していたお金を
教育資金→老後資金にスライドすることも可能です。

貯まったお金は少しでも利率のよい定期商品を選んだり
一部を投資信託にしてみたり
少しでもお金を増やせる努力は大事です

さぶ

参考までに我が家の資産運用方針

我が家の場合

  • 教育資金→元本保証型運用
  • 老後資金→株・外国資産の積極的運用

我が家の教育資金の運用方法を参考にしたい!
という方はこちらの記事をご参考ください。

我が家の教育資金のローリスク運用と現状公開!

老後資金は確定拠出年金で積極的運用中

【2018年最新】企業型確定拠出年金で利回り10%超!運用方法公開&用語説明

最後に

進学の費用がどれくらい値上がりしているのか気になり
進学費用と給与所得の推移を調べ
こちらの記事を書く事にしました。

結構細かいデータをとってきましたので
参考になった方は、リツイートをして頂ければ嬉しいです。

またご自身のサイトやSNSで引用される場合は
引用元としてURLを記載いただけると嬉しいです。

💡参考データ参照元:
文部科学省
国公私立大学の授業料等の推移  (PDF)  」

国税庁
民間給与実態統計調査

💡参考書籍:

 

 

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