こんにちは!
元証券ウーマンのさぶ(@sabu_1985)です。
今日はフォロワーさんからいただいた質問に
答えてみたいと思います。
巷にあふれる意見を一切無視して
過去の経験と個人的な意見で答えます。
もくじ
【フォロワーさんからの質問】ウェルスナビについて
いただいた質問
こんにちは。
ポイントサイトの案件で
「ウェルスナビ」に10万円入れる予定です。
このウェルスナビについてどのように評価されていますか?
10万円入れっぱなしでも大丈夫でしょうか?
仕組みや、「ウェルスナビ」についてどう思いますか?
最近「ウェルスナビ」については
目にする機会が多いですね。
「ウェルスナビ」はロボアドバイザーという仕組みということは
理解しているのですが、
個別のこのサービスについては
全く読み込んでいないので全然詳しくありません
じゃあ、答えるなよ・・・なんですが!
ちょっと過去の経験から思うことがあるので記事にします。
私がロボアドバイザーについて思うこと
私が過去の証券マンの経験と
自分の投資の失敗と成功から導き出したのは
「投資はSimple is BEST」ということ
その信念に当てはめて考えると
ロボアドバイザーは▲です。
ロボアドバイザーのデメリット
1:手数料が不明瞭
ウェルスナビは手数料が年率1%なのですが
その手数料1%はどんなコストになっているのか不明瞭です。
ウェルスナビ+商品買い付け代金がダブルコストになっていないか?
ウェルスナビの場合はETFの買い付けで運用していくみたいなのですが
米国ETFですと買い付けのコストは
「SBI証券」、「楽天証券」、「マネックス証券」では0.45%なので
この倍以上ががかかるイメージです。
売ったり買ったりするのであれば往復は0.9%になると思うのですが
私がロボ系の商品を扱っていた時には
毎日売買いを頻繁に行うというシステムではなかったです。
ロボ系商品の過去実績も頻繁に売っていなかったので
往復の手数料がかかるというよりかは、
淡々と購入していく手数料が年1%と考えたほうが良いのではと思います。
さらにもしNISA口座であれば
上記3社であれば手数料キャッシュバックがあるので
買い付け手数料は無料となります。
2:下げ相場でナンピンできない
淡々と投資しているときは
下げたタイミングで同じ商品を多く追加購入すれば
平均コストを下げることができるので
相場が元に戻ってきた時により利益を大きくできる可能性があります。
しかし、ロボにお任せしていると
急に下げたタイミングで資金が投下できなかったり
そもそも何を買っているかわからないので
追加投資できなかったりしてしまいます。
つまり自分でコントロールできない弊害が起きてしまいます。
こんな人が向いている・向いていない
ロボアドバイザーをはじめようとしている人で
こんな方が向いていると思います。
ロボ投資が向いている人
- 何の金融商品を買ったらいいのか決められない人
- 金銭的に余裕があって、日々の売買が気にならない人
- 資産運用をしてみたいけど、何から始めたらいいかわからない人
逆に向いていない方はこんな方ではないでしょうか
ロボ投資が向いていない人
- 毎日値動きが気になる人
- 勤勉で自分で勉強する意欲がある人
- 下げ相場になるとドキドキしてしまう人
- 金融商品をコロコロ変えがちな人
保険をコロコロ見直ししたくなる人には向いていないかもしれません。
自分で株や投資信託を買える人も、
自分で投資すれば良いと思います。
たぶん何を買っているのかわからないことにモヤモヤすると思います。
こんな運用目標ならロボ投資もアリかも知れない
こんな運用目標ならいいかも
- 今あなたが30歳で30年後の退職金の代わりに資産形成をしたい
- 今あなたが25歳で18年後のこどもの教育資金にあてたい
貯蓄型の保険の代わりに
資産形成をするんだ!
という目標であればいいかもしれないですね。
保険と違って保証はありませんが
保険よりも手数料が安く済む可能性が高いです。
さぶ
なぜ、銀行や金融機関がタイアップしているのか
対面型証券会社は各社躍起になってファンドラップを進めています。
そしてネット銀行系はこのロボ投資を勧めていますね。
この背景は
①大きな資金を囲い込みたい。
②銀行はマイナス金利の導入で
手数料収入が見込めないので
1%の手数料もとても美味しい
のではないかなあと思います。
まとめ
過去の実績から、
意外とロボ投資は儲からなかったという事実がありますが
長く持てば話は変わってくると思います。
短期で考えてはダメです。
何十年も置いておける方
何十年も積み立てられる方
なら、ロボ投資も良いと思います。
でも、本当に初めてなら大手証券会社で債券を買うのが安全かな…?
NISAも手数料なしではじめられる投資信託もそろってきました。
まずは楽天のポイント投資で初めて見るのもよいかもしれません。
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