日経WOMAN 7月号に掲載されました

外貨MMFとは?投資初心者が気軽に始められる海外投資

海外に投資してみたいけど、何をどうしたらいいのかわからない!という方にまずはオススメしているのが外貨MMFです。

海外投資の入口的存在の外貨MMFについて詳しくお伝えします。

外貨建MMFとは?

概要

MMFは(マネー・マーケット・ファンド)の略です。
米ドルなどの外貨で運用する外貨建ての投資信託です。

投資信託といっても中身は安全性の高い国債や優良企業の社債などです。1-2ヶ月以内に元本が返金される短い期間の債券に分散して運用されているので市場の短期金利にほぼ連動する動きを見せます。ですので利回りは日々変動しています。

市場の短期金利は0.01%くらいの動きなので、日々日々大きく変動することはありません

さぶ

買い付ける時には購入手数料は無料で、日本円⇔外貨に替える為替手数料のみが発生します。ただ、証券会社の為替手数料は銀行の店頭金利と比べても安くなっているので、低コストでシンプルな点から初心者の人にオススメしたい商品です。

また資産保全されており、もし万が一使っている証券会社が破綻しても全外貨MMFは保護されます。

外貨MMFの魅力

外貨MMFで運用するメリット

✔日本と比べると金利の高い海外の金融資産に投資するため好利回り商品
※2018/3/27現在  楽天証券にてドル建てMMFで利回り 1.154 %

 

✔運用利益(分配金)はそのまま元本に加えられるので、利息が利息を生む複利効果が期待できる(毎日計算され、月末にまとめて元本に加算、再投資されます)

 

購入手数料が無料かつ為替手数料割安

 

✔満期なし、いつでも解約自由

 

✔他の投資信託や株、債券などと違って価格変動がない。為替の動きだけ注目していれば理解できるシンプルな投資信託

 

✔外国株の投資や外国債券の待機資金として置いとくことができる(預金と違い運用のステップアップも可能)

 

✔証券会社で特定口座の源泉徴収ありで取引していれば確定申告は必要なし

 

✔外貨預金と違い資産保全されている。もし万が一使っている証券会社が破綻しても外貨MMFの全額が保護される。

 

 

さぶ夫

よくさぶが、外貨預金または外貨MMFからはじめるといいよ!というのは価格変動がないという点なのかな?価格変動がないと買った時の為替の値段を覚えておくだけだから、ほったらかしできそうだね

そうそう、投資信託だと基準価格というのがあるので、それが高いの?安いの?って考えなきゃいけなくなるからちょっと初心者の人にはややこしいかな?と思って。

さぶ

外貨建MMFのリスクとデメリット

元本保証ではない

過去に一度だけ、2001年のエンロン事件(巨大企業が巨額の粉飾をして倒産した事件)で一部の米ドル建てMMFが元本割れを起こしています。様々な運用会社がありますが、この時にはも野村アセットマネジメント系(日本最大手の投資信託運用会社)の米ドルMMFは元本割れは起こしていません。またリーマンショック時にはどの運用会社も元本割れを起こしていないくらい安全な運用をしています。

ですが、元本保証とは言えませんのでリスクはこの点だけ踏まえてください

外貨建MMFのデメリット

外貨MMFに限ったことではありませんが、外貨建て金融商品に投資する場合は為替変動リスクがあります。為替変動によって為替差益を得る場合もありますが、為替差損を負ってしまうこともあります。

外貨の価値は1日1日異なります。急激な為替変動が起きることもありますので、注意が必要です。

NISA口座では購入できない

債券と同じくNISAの対象外となっています。

外貨MMFの税金について

 

2016年から税金がかかるようになってしまった

以前は為替差益については非課税だったのですが、2016年から株や投資信託と同じように為替差益にも税金がかかるようになりました。

外貨MMFでかかる税金は二種類

①収益分配金

外貨MMFでは毎月決算を行い、収益分配金として支払われ全額再投資されます。(元本が増えていく)

この分配金は再投資をする際に利子所得として扱われ、20.315%が課税(申告分離課税)されます。

 

②売却益(為替差益)

外貨MMFを解約(売却)した場合に為替の影響により利益(為替差益)が発生します。譲渡所得として利益の20.315%が課税(申告分離課税)されます。

証券投資は黙って源泉徴収有りの特定口座!!と証券時代に習いました。源泉徴収有りの特定口座であれば上の二つの税金については考えなくてOKです

さぶ

低リスクの外貨MMFで為替差益を寝て待とう

心をすり減らすことなく、落ち着いて利益を狙える

これです!これが言いたいだけです!

過去の記事からも円だけでなくドルも持っていた方がいいよとお伝えしましたが、外貨MMFであれば円高時にちょこちょこ仕込めば、あとは円安になるのを寝て待つだけです!

為替というのは常に変動します。
生き物のように上がったり下がったりしますが、ドルが不必要だと言われることは早々起きないでしょう。

あなたが今「円高だな!」とニュースをみて思ったときにポチッと買い、あとは円安になるのを待てば良いかと思います。

そして2018年3月現在外貨MMFの利回りは1%を超えているので、ほったらかしておいても円の普通預金の100倍近い分配金が支払われています。

為替差益の皮算用

この記事を書いている現在105円と円高基調です。これが120円になった皮算用をしてみたいと思います。若干現実的ではないですが100万円で試算したいと思います。本当は複利で計算したいのですがややこしいので、年毎の単利で計算させてください!すみません!!!(涙)

さぶ

1年後に120円になった場合

購入:100万円÷105円(為替レート)=9523.8ドル
(為替手数料:9523.8ドル×0.25円=2,380円)

 

運用1年:9523.8ドル×1%(外貨MMF利回り)=95.238ドル

 

売却:(9523.8ドル+95.238ドル(分配金))×120ドル=115万4285円
(為替手数料:9523.8ドル×0.25円=2,380円)

 

3年後に120円になった場合

購入:100万円÷105円(為替レート)=9523.8ドル
(為替手数料:9523.8ドル×0.25円=2,380円)

 

運用3年:9523.8ドル×1%(外貨MMF利回り)=95.238ドル
95.238×3年=285.714ドル

 

売却:(9523.8ドル+285.714ドル)×120ドル=117万7141円
(為替手数料:9523.8ドル×0.25円=2,380円)

 

さぶ夫

為替差益も狙いながら、その間1%で運用できるのはいいね~。娘ちゃんが教育資金必要になるのは15年後くらいだから、それまでには円安チャンス何度かありそう

外貨預金も外貨MMFも為替差益を狙えるので上記のような皮算用ができるかと思います。

何よりもとってもシンプルです。
ローリスクだとローリターンのため、なかなか日の目を見ない運用先ですが、外貨建ての外資保険や外国に投資する投資信託よりもコストがかからず、自分の思うように運用できます。

まずは何から始めればいいんだろうという方に少額から始めてもらいたい運用先です。

ただ、慣れていないと買い方が難しいようですので、次回は楽天証券での買い方を記事にします。ネット証券で買う時は外貨MMFは投信のページに存在します。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です