日経WOMAN 7月号に掲載されました

10年、20年先、円資産だけで大丈夫?

つ、ついに外貨について記事を書きます!
我が家の資産について外貨の占める割合が高いのでここは避けては通れない。
もし間違っている部分があれば忌憚なくご指摘下さいませ。

10年、20年先、円資産だけで大丈夫?

2008年は日経平均7000円台をつけた

このブログを書いている2018年現在は日経平均も2万円超えて日本経済の強さが象徴されているような好調な相場です。
ただ私が証券会社に入社した2008年は、サブプライムショックのあとにリーマンショックが追い打ちをかけてきて日経平均が7000円台をつけた悲惨な年でした。

そこから数年、なかなか日本株は上がらず、日本の景気の良さも確認されませんでした。
お客様の多くが「日本株に投資する方が怖いから海外資産を持っておきたい」と口にしてしまうほど自分の国を信じられないという局面が続きました。

当時は、中国やインドなど人口が多い新興国がもっと力をつけて経済が好調になっていくだろうという予測でした。新興国投信売りまくってたなあ…どうなったかなあ…

さて2028年、2038年はどうなっているでしょうか?
もっと日本が好調かも知れないし、中国に抜かれているかも知れない

だけど、私はこう思っています。
「きっとアメリカは変わらず世界1位の経済大国なんだろうな」と。

私の周りの金融マンは米ドル資産を保有している

まだつながりのある金融マンたちに話を聞くとみな口を揃えて「米ドル資産を少しずつ増やしている」と言っています。
日本の円資産だけでなく、世界基軸通貨であるドルを少し持っておくのは資産分散をしてリスクを回避する点でも良いですし利益を追求する観点からも良いと思っています。

世界の基軸通貨であるドルについて

ドルの流通量は圧倒的

アメリカドルは世界最大の基軸通貨です。
供給量が12兆ドル以上にも及ぶドル通貨はアメリカ国内はもちろんのこと、世界中に行き渡っています。

ドルが高いということは、純粋に世の中がドルという通貨を欲しがっているということになります。
円からみると、円安ドル高の場合ですね。

ドルの通貨価値が今後低くなる時は、つまり円高ドル安になる場合、世の中がドルという決済方法以外の選択を取った場合などです。ただ、それは現在では起こりにくいと考えられます

2016年に国際決済銀行が発表した為替の流通量についてみてみると一目瞭然です。

 

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※合計が200%になるようになっているので注意

1位:USドル 87.6%

2位:ユーロ 31.3%

3位:日本円 21.6%

4位:イギリスポンド 12.8%

5位:オーストラリアドル 6.9%

ドルの流通量は日本円の流通量の約4倍です。

こういった流通量をみても、日本円を持っておくだけではなく、ドルを一部もっておくことがリスクを回避するという上でも良さそうだということがわかってもらえるかと思います。

どうやってドル資産を持てばいいの?

預金・投資信託・保険という形

それじゃあ、ドル資産を持ってみようかなと思ってもらえたら次はどんな方法があるか気になりますよね。

色んな形があると思いますがローリスクで代表的な3つを上げたいと思います。

  1. 外貨預金(銀行での預金)
  2. 外貨MMF(証券会社での預金に近い最も低リスクの投資信託)
  3. 外貨建て保険(学資保険や終身保険などさまざまな形がある)

さぶ的オススメはネット銀行での外貨預金と外貨MMF

外貨を持つにあたって最もオススメなのはネット銀行で外貨を買うこと
なぜなら生の通貨を手に入れることが出来、かつ店頭銀行よりも手数料がめちゃくちゃ安いからです。

何度か出てきていますが資金を固めるというのは怖いこと。
なにか起きた時にちゃんと現金として出動できたり、別の投資資産に変えれるよう変化できることは武器となります。

そういう意味では外貨そのものを保有しているのが変化に対応できる強みとなります。

ただし、外貨送金は非常に手数料が高いため、一度その銀行で外貨を買ってしまうと動かすのが手数料面で難しくなります。

その次に、外貨MMFがオススメです。

これは証券会社の口座で買うことができるのですが、証券会社には預金という仕組みがないため、日本円はMRF(マネーリザーブファンド)、外貨はMMF(マネーマネジメントファンド)という極めて安全性の高い債券を中心に投資信託を買い付けする形で口座に保有をします。

外貨MMFは通常の外貨預金よりも利回りが高く、後に外貨建ての債券や株を買うときにそのまま充てることができます。自分で外貨を持ってみて、少し資金がまとまったらステップアップで運用してみたいなと思う人は証券会社の外貨MMFでもっておくのも良いでしょう。そして店頭銀行よりも為替手数料は安く設定されています

外貨MMFとは?投資初心者が気軽に始められる海外投資

近年はネット銀行が頑張っていましてこの証券会社の為替手数料よりも安く設定している銀行が多く出てきました。まずは外貨を保有してみたい!そういう方は外貨預金で良いかと思います。

外貨預金をするならネット銀行一択!ドルと豪ドルの手数料比較

何も考えずにコツコツ外貨を持ちたいなら保険もあり

最後に保険です。

保険は手数料等がブラックボックスになっている(つまり透明性が低い)ので基本的にはあまり好きな商品ではありませんが、運用するのが自信がなく何も考えずに外貨で増やしたいというのであれば保険もありだと思います。

保険会社が独自に運用してくれますし、毎月保険料を支払うことによりドルコスト平均法という形でドルをずっと買い続けることができます

ただし、色んな商品があります。
近しい人に勧められたから、この保険にするというのだけは絶対にNGです。

保険はの次に高い買い物と言われているくらい長い年月付き合わなければならない商品です。

一度入ってしまえば払い続けるだけなので楽ですが、短期でやめると損する可能性が出てきますので入口選びには慎重に慎重を重ねて吟味する必要があります

30歳の時に毎月3万円の外貨建て終身保険に加入し60歳まで払い込むとしたら…
3万円×12ヶ月×30年=1080万円!!

あ、あれ?目的は教育資金の相談で保険屋さんに行ったのに「必要になれば解約すればいいから…」という言葉になんとなく納得したけど、教育資金というよりはなんだか老後資産形成になっていた…。なんてことも。

私も保険販売の資格も持ち、一時払い保険については販売もしていましたが、保険についてはたくさんの商品がありすぎるためオススメの商品を口にするのは避けたいと思います。証券マン時代では結構なお手数料を販売した時に頂戴していました。保険にも手数料がかかっているんだということだけはお忘れなく。

さぶ

 

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